【8月30日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2018)は29日、第5ステージ(グラナダからロケタスデマル、188.7キロメートル)が行われ、チームEFエデュケーションファースト・ドラパック(Team EF Education First Drapac p/b Cannondale)のサイモン・クラーク(Simon Clarke、オーストラリア)が逃げ切りでステージ優勝を飾った。

 第4ステージを終えて総合首位に立っていたチームスカイ(Team Sky)のミハウ・クフィアトコフスキー(Michal Kwiatkowski、ポーランド)らメイン集団は、首位クラークから4分55秒遅れてフィニッシュ。この結果、グルパマ・FDJ(Groupama-FDJ)のルディ・モラール(Rudy Molard、フランス)が赤ジャージー(マイヨ・ロホ)を手にしている。

 ロケタスデマル(Roquetas de Mar)で迎えたフィニッシュでは、クラークが共に逃げ切りを仕掛けてきたBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のアレッサンドロ・デマルキ(Alessandro De Marchi、イタリア)とトレック・セガフレード(Trek Segafredo)のバウケ・モレッマ(Bauke Mollema、オランダ)とのスプリント勝負を制した。

 モラールは、アスタナ(Astana Pro Team)のダヴィデ・ヴィッレッラ(Davide Villella、イタリア)とチーム・ロットNL・ユンボ(Team LottoNL-Jumbo)のフローリス・デティエ(Floris de Tier、ベルギー)の2人とのグループで、上位3人と8秒差でゴールし、総合順位でクフィアトコフスキーに1分1秒差をつけている。(c)AFP