【8月29日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は28日、プレーオフの第2戦が各地で行われ、4度の欧州制覇を誇るアヤックス(Ajax)がディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)と0-0で引き分け、グループステージ進出を決めた。

 アヤックスは第1戦で3-1と勝利していたため、敵地で行われた第2戦ではスコアレスドローでも勝ち上がりが可能となった。

 アヤックスは前半にPKのチャンスを手にするも、かつてイングランド・プレミアリーグのサウサンプトン(Southampton FC)でプレーしたドゥシャン・タディッチ(Dusan Tadic)のキックはポストに直撃し、早々から連続して決定機を逃した。

 35分にはドニー・ファン・デ・ベーク(Donny van de Beek)のシュートが再びバーを弾き、またもチャンスをふいにすると、クラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)のシュートはGKのデニス・ボイコ(Denys Boyko)に阻まれ、後半にはハキム・ツィエク(Hakim Ziyech)のFKもクロスバーをたたいた。

 1995年を最後に欧州チャンピオンズリーグの優勝から遠ざかっているアヤックスは、これでAEKアテネ(AEK Athens)らとともに30日に行われる抽選会に進むことになった。AEKアテネはハンガリーのMOLヴィディ(MOL Vidi)と1-1で引き分けたが、2戦合計スコアを3-2としてプレーオフ突破を決めた。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)で決勝に進んだクロアチアだが、同国の強豪ディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)はその流れに乗ることができず、スイスのBSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)に敗れて大会から姿を消した。

 ヤングボーイズは元フランス代表FWギヨーム・オアロ(Guillaume Hoarau)の2ゴールで2-1と勝利し、グループステージ進出を決めた。(c)AFP