【8月27日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領がマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官による訪朝を突然中止したことを受け、韓国政府は27日、北朝鮮に間もなく設置される予定だった連絡事務所の開設を延期する可能性を示唆した。

 トランプ大統領は24日、朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)委員長との間で6月に行われた歴史的な米朝首脳会談以降、非核化の進展が見られないとしてポンペオ国務長官の訪朝を中止。

 南北連絡事務所の設置は、今年4月に実施された南北首脳会談で合意されていたが、今回の事態により同事務所の設置計画にもブレーキがかかった。

 韓国大統領府(青瓦台、Blue House)の金宜謙(キム・ウィギョム、Kim Eui-kyeom)報道官は報道陣に対し、「(ポンペオ氏の訪問中止が)何ら影響を与えないとは言えない」と認め、「連絡事務所の開設は、ポンペオ氏の訪朝を含めた円滑なプロセスの一環と考えていたが、新たな状況が生じた以上再考する必要がある」と述べた。

 とはいえ大統領府の高官はAFPの取材に対し、金報道官の発言は、連絡事務所の設置計画そのものではなく開設のタイミングに言及したものだと話している。(c)AFP