【8月27日 AFP】第18回アジア競技大会(18th Asian GamesAsiad)は26日、カヌー女子トラディショナルボートレース500メートルが行われ、韓国と北朝鮮の南北合同チームが歴史的な大会初の金メダルに輝いた。

 合同チームは2分24秒788を記録し、2分25秒092の中国を抑えて金メダルを獲得。合同チームが国際総合大会を制するのは初めてのことで、タイトルを手にするのは1991年に行われた世界卓球選手権(World Team Table Tennis Championships)以来およそ30年ぶりとなった。

 両国の関係が急速に改善される中、今大会ではボートとバスケットボール女子でも南北合同チームを結成。先日行われた開会式では、韓国バスケットボール女子のリン・ユンヒ(Yung-hui Lim)と北朝鮮サッカー男子のチュ・キョンチョル(Kyong-chol Ju)を旗手に、合同で入場行進した。(c)AFP