バドミントン世界王者桃田、地元選手に敗れ男子単敗退 アジア大会
発信地:ジャカルタ/インドネシア
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【8月26日 AFP】第18回アジア競技大会(18th Asian Games、Asiad)は25日、バドミントン男子シングルス3回戦が行われ、世界王者の桃田賢斗(Kento Momota)が地元インドネシアのアンソニー・ギンチン(Anthony Sinisuka Ginting)に敗れて敗退した。
会場が大声援でギンチンを後押しする中、桃田は18-21、18-21で敗戦。勝利したギンチンはコートに倒れ込んで金星を喜んでから、ショックを受けた様子の桃田と握手を交わした。
世界ランキング4位の桃田を撃破した同12位のギンチンは「きょうの勝利と、桃田に勝てたことを神様に感謝したい」と話し、「コーチと話し合って新しい作戦を試し、それがうまくいった。特別なことは何もないが、僕の方が少しだけ試合に集中していた」と勝因を挙げた。
2日前に行われた中国との団体決勝で、ギンチンはふくらはぎがつって棄権を余儀なくされていた。ギンチンは、状態を戻してシングルス準々決勝のチェン龍(Long Chen、チェン・ロン)との試合に臨みたいと話している。(c)AFP/Faisal KAMAL