「記憶に留めておく一枚の報道写真」

この写真は子供達が沖縄戦で命をなくした人の名前が刻まれている平和の礎へ、祈りを捧げている写真だ。沖縄戦は史上最悪の地上戦とも言われ両軍及び民間人を合わせ20万人が命を落とした。そのうち約10万人が民間人であった。14歳以上の子供は学徒隊として、戦争に駆り出された。少年たちは爆弾を背負わされ戦車への切り込み攻撃を命令された。少女たちは負傷兵士の看病を命じられ危険な戦場を歩いた。子供たちの未来までも奪ってしまう戦争は防げなかったのか。私たちは戦争の痛みを絶対に忘れてはいけない。今の世界でも紛争によって失われている命がある。私たちは世界の平和を願い、平和へ向かうように行動していかなければならない。命こそ宝なのだから。


明治大学 喜納璃理華 難民セクション