「記憶に留めておく一枚の報道写真」

日本で私たちがなにげなく過ごしている今、この時にも世界のどこかで紛争がおきている。そして、同時に小さな子どもの命は危機にさらされている。この写真は空爆を受けたイエメンで撮られたものである。空爆の被害によってボロボロになった壁の先に見える子どもの瞳は私たちに何かを訴えかけているように見える。彼の瞳から恐怖や不安、怒りなど様々な感情が受け取ることができると思う。それらの感情を解消するためには紛争地以外の地域で暮らしている私たちが現地の状況を理解し考える必要がある。彼の明るい未来を築くために私たちはなにができるだろうか。


獨協大学 高橋萌美 平和構築セクション