【8月23日 東方新報】新エネルギー車を対象にした国からの支援など、ナンバープレート規制のために従来車の購入が難航している人たちも含め、車の購入を検討している消費者の間で注目が集まるようになっている。

 中国青年報社社会調査中心が実施したアンケート調査によると、新エネルギー車の購入を検討している人は、回答者のうち73.5%に上った。これに対し、15.9%がエネルギー車は良くないと考えていた。購入を検討してない人は9.9%だった。

 新エネルギー車の主なメリットとして、燃費が良い(58.8%)、環境に優しい(52.1%)、低コスト(40%)の3点が挙げられている。このほか、メンテナンスコスト(32.7%)や購入時の補助手当(29%)など上げる人もいた。

 また、新エネルギー車の購入に際して懸念している点は、充電設備が整っていない(64.3%)、遠出には不便(54.9%)、電池の駆動不足(52.5%)、メンテナンスが不便(27.4%)、現在の技術についていけない(24.5%)などだった。

 大連理工大学( Dalian University of Technology )新エネルギー車研究中心の周雅夫(Zhou Yafu)主任は、「プラグインやレンジエクステンダーのハイブリット車はさらなる技術向上が必要とされており、技術の壁を超え、電気自動車(EV)を産業発展の中心に据えたい。電池自動車については、実験段階からモデルケースへと向かっている最中だが、依然として解決すべき問題は多い」と話す。(c)東方新報/AFPBB News