【8月21日 AFP】18-19スペイン1部リーグは20日、開幕節が行われ、リーグ制覇を狙うアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-1でバレンシア(Valencia CF)と引き分け、白星発進はならなかった。

 アトレティコは26分、アンヘル・コレア(Angel Correa)のゴールで先制に成功したが、後半にロドリゴ(Rodrigo Moreno Machado)の得点でホームのバレンシアに追いつかれると、昨季リーグ2位に終わったチームは最後まで決勝点を挙げられなかった。

 オフシーズンに中心選手を残留させることに成功したアトレティコは、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2018)で延長戦の末レアル・マドリード(Real Madrid)に勝利しており、タイトル獲得に挑戦できるのではないかという大きな希望に包まれている。

 しかしアトレティコは、昨季のリーグ戦で4位に入ったことで2015年以来となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)に出場する強豪バレンシアと新シーズンを始めるという、厳しいテストを強いられた。

 1年前に行われたジローナ(Girona FC)との開幕戦でもゴールを挙げている23歳のコレアは「ホームに勝利を持って帰りたかったが、それができずに残念だ」とbeINスポーツ(beIN Sports)に話した。

「UEFAスーパーカップで奮闘したというのは、言い訳にならない。あのような戦い方をどうやったら繰り返せるのか、私たちは知っている。タイトルについて話すのはまだ先のことだ。必死にプレーし続けなければならない」

 一方、バレンシアに同点弾をもたらしたロドリゴは「素晴らしいチームを相手にしても非常に高いレベルでプレーできることを証明した。まだ改善する部分はあるかもしれないが、それはこれからシーズンを戦っていく上で必要なものだ」とコメントしている。(c)AFP