【8月21日 AFP】女子テニス、世界ランク1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が20日、右アキレス腱の痛みを理由に、コネティカット・オープン(Connecticut Open 2018)を棄権した。次週開幕する全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)については、予定通り出場するとしている。

 前日のウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2018)決勝で、キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)に敗れたハレプは、「全米オープンまでに、回復する時間が必要」と説明。今大会に出場していれば、優勝したロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2018)から3週連続でプレーすることになっていた。

「(コネティカットで)プレーすることを心から望んでいたし、大勢のファンが私を見るためにチケットを買ってくれていたのを知っているけれど、アキレス腱の痛みがひどく、休養が必要。この2週間、多くの試合をこなしてきたので、かなり厳しい。また来年会えますように」

 現在26歳のハレプに代わり、スイスのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)がラッキールーザーとして出場することが決定。また、米国のココ・バンダウェイ(Coco Vandeweghe)も前日、右足首を痛めたとして、米ニューヘイブン(New Haven)で開催されている同大会を断念している。(c)AFP