【8月20日 AFP】第18回アジア競技大会(18th Asian GamesAsiad)に出場しているバスケットボール男子日本代表の4人が買春をしたとみられる問題を受け、日本オリンピック委員会(JOC)は20日、該当選手に帰国処分を科したと発表した。

 記者会見を開いたJOC関係者によると、4選手は代表の公式ウエアを着て同大会が行われているインドネシア・ジャカルタの風俗街にいたところを目撃され、すぐに強制帰国を命じられたという。

 追放処分を受けたのは永吉佑也(Yuya Nagayoshi)、橋本拓哉(Takuya Hashimoto)、佐藤卓磨(Takuma Sato)、今村佳太(Keita Imamura)の4人。

 韓国・仁川(Incheon)で開催された4年前の前回大会でも、競泳男子の冨田尚弥(Naoya Tomita)が報道陣のカメラを盗んだとして追放処分になった日本にとって、今回の問題は再び恥をさらす結果となるだろう。

 日本選手団の山下泰裕(Yasuhiro Yamashita)団長は報道陣に対して「誠に残念」「心から深くおわび申し上げるとともに、今後選手への指導を徹底していく」と謝罪。4選手は選手村の外で夕食を取った後、女性とホテルに行かないかと路上で客引きに勧誘されたと付け加えた。(c)AFP