【8月20日 AFP】世界ラリー選手権(WRC 2018)第9戦、ラリー・ドイツ(ADAC Rally Deutschland 2018)は19日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)が今季3勝目を挙げた。

 総合順位で21ポイントのリードを手に第9戦に臨んだヒュンダイ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が2位、前年覇者でフォード(Ford)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)は4位でフィニッシュし、タイトル争いに動きはなかった。

 この日のレースの結果、総合2位のオジェとの差を23ポイントとしたヌービルは「難しい週末だったから、2位という結果はチームとして仕事をやりきったことを物語っている」「総合順位で少しでもリードを広げることが目標だったが、それも果たせた。タイトルへ向けた争いは最後の最後まで接戦になるだろう」と語った。(c)AFP