【8月20日 AFP】18日に行われた18-19スペイン1部リーグ第1節のアラベス(Alaves)戦で2得点を挙げたリオネル・メッシ(Lionel Messi)について、FCバルセロナ(FC Barcelona)のエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督が、W杯ロシア大会(2018 World Cup)の失意を乗り越えて見せたプレーを絶賛している。

 アラベス戦のメッシは、後半に壁の下を通す意表を突く直接FKで先制点を挙げ、クラブのリーグ戦通算6000ゴール目を記録すると、フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)が追加点を挙げて迎えた後半アディショナルタイムには自身この日2得点目を決め、チームを3-0の勝利に導いた。

 バルベルデ監督は「メッシがいると、本当になんでもできるのではという気がしてくる。ピッチの上のメッシは、他の選手に見えないものが見えている」とコメントした。

「それが当たり前になり過ぎている部分もある。メッシがきょうのようなプレーをいつもしてくれるから、われわれは魔法を期待してしまう。メッシは天才で、彼のプレーがいつも見られるわれわれは幸運だ」

 今後の代表活動については、年内の代表戦は回避させてほしいと本人が申し入れたことが報じられた。そのためメッシは、2018年中の親善試合4試合は欠場する。(c)AFP