【8月20日 AFP】18-19イタリア・セリエAは19日、開幕戦が行われ、終了間際にエディン・ジェコ(Edin Dzeko)の劇的なゴールが飛び出したASローマ(AS Roma)が1-0でトリノ(Torino FC)を下して白星発進を切った一方、インテル(Inter Milan)は0-1でサッスオーロ(US Sassuolo)に敗れた。

 この結果、前日には連覇を狙うユベントス(Juventus)とナポリ(SSC Napoli)もそれぞれ勝利を収めており、ローマを含む昨季のリーグ上位3チーム全てが開幕戦で白星を飾ったことになった。

 しかし、昨シーズン4位のインテルは、前半27分にドメニコ・ベラルディ(Domenico Berardi)にPKを決められ、シーズン初戦でまさかの黒星。モデナ(Modena)に拠点を置くサッスオーロに勝ち点3を献上してしまった。

 インテルを率いるルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は試合後、「これでややこしくなる。サッスオーロはカウンター攻撃が良かったし、リスクを負わずにコンパクトにプレーしていた」「サッスオーロはチャンスを多くつくれていなかったが、われわれは一つのPKで試合に負けてしまった」と語った。

 北部ジェノバ(Genoa)で起きた高速道路の高架橋崩落事故を受け、開幕節では同地に拠点を置く2チームの試合が延期になっている。サンプドリア(Sampdoria)はホームでフィオレンティーナ(Fiorentina)と、ジェノア(Genoa CFC)は敵地でACミラン(AC Milan)と対戦する予定だった。(c)AFP/Emmeline MOORE