【8月20日 AFP】ジョン・ボルトン(John Bolton)米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は19日、米ABCニュース(ABC News)の番組で、米国の選挙に干渉する恐れがある国として中国と北朝鮮、イランの3か国を名指しした。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、特別検察官による捜査が行われているロシアによる米大統領選干渉疑惑に関連し、「ロシアだけに目を向けているばか者どもは別の方向、中国にも目を向けたほうがいい」とツイッター(Twitter)に投稿していた。

 番組でこのツイートについて質問されたボルトン氏は「中国の干渉、イランの干渉、そして北朝鮮の干渉については、国家安全保障上の十分な懸念があると断言できる。それを防ぐための措置を講じていく」と説明。ロシアを含めた4か国による選挙干渉に対処すべきとの認識を示した。

 ボルトン氏は中国などが具体的にどのような選挙干渉を試みようとしているのかについて問われたが、詳細については明かせないと話した。(c)AFP