【8月20日 AFP】18-19スペイン1部リーグは19日、開幕節が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は2-0でヘタフェ(Getafe CF)に勝利し、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)とジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が去ってから初めてのリーグ戦を白星でスタートさせた。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)での開幕戦に臨んだ欧州王者レアルは、前半にダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)、後半にギャレス・ベイル(Gareth Bale)がゴールを決めて勝ち点3を獲得した。

 ロナウドがイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)へ移籍し、ジダン監督も退任したレアルは、15日に行われたアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とのUEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2018)に敗れた中で、新体制初のリーグ戦に臨んだが、ほとんど苦しむことなく勝利を収めた。

 ベイルのクロスバーに当たるダイビングヘッドでヘタフェゴールを脅かしたレアルは、20分にベイルがクロスボールを入れた流れから、最後はカルバハルが頭で押し込んで先制。51分には相手DFからボールを奪ったマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)がクロスを送り、ベイルが左足で追加点を流し込んだ。

 先発GKには、新加入のティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)ではなくケイロール・ナバス(Keylor Navas)が選ばれた。2015年からレアルの正守護神を務めるナバスは、W杯ロシア大会(2018 World Cup)の最優秀GKにも選出されたクルトワがチェルシー(Chelsea)から3500万ユーロ(約45億円)で加入したことで、その座が危うくなるとみられていたが、この試合ではゴールマウスを守っている。

 またフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)新監督は、CBの先発にW杯を制したフランス代表のラファエル・バラン(Raphael Varane)ではなく、ナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')を起用した。(c)AFP