【8月20日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは19日、第2節が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-3でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に敗れ、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督はチームが「信じられないミス」の代償を払わされたことを認めた。

 ブライトンとの敵地での一戦に臨んだユナイテッドは、前半の中盤にグレン・マレー(Glenn Murray)とシェーン・ダフィー(Shane Duffy)に立て続けにゴールを許し、2分間で2点のビハインドを背負うと、ロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)のゴールで1点を返したが、またしても守備を崩されてPKを献上。これをパスカル・グロス(Pascal Gross)に決められて前半で1-3とされた。

 その後も反撃の糸口を見いだせなかったユナイテッドは、試合のほぼラストプレーでポール・ポグバ(Paul Pogba)がPKを決めたが、同点ゴールを狙う時間は残されておらず、今季初黒星を喫した。

 ショックを受けた様子のモウリーニョ監督は、敗因がすべて自分たちにあることを認め、「ミスによって自分から試合を難しくした。私にとってはそれがこの試合のストーリーだ。われわれは大事な場面で信じられないミスを犯した。致命的なミスをね」とコメントした。

「特にあの3点目。1点を返し、さあこれからというところであの3点目を奪われ、後半は勢いがなくなってしまった。2点目も遅すぎた」

「今週は良い準備ができていたし、チームとして前節よりも良い試合ができることを期待していた。ところが基本的なミスがいくつも起こり、勝つのはほとんど不可能になってしまった」

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)優勝メンバーのポグバや新加入のフレッジ(Frederico Rodrigues de Paula Santos 'Fred')、アントニー・マルシアル(Anthony Martial)といったスター選手の多くはほとんど試合から消えていた。しかし監督は個人を批判することはしなかった。

 モウリーニョ監督は「そういった方向へは進みたくない。私は自分の現実から学ばなくてはならない」とコメントしている。(c)AFP