【8月20日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは19日、第2節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)がハットトリックを達成するなど、6-1でハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)を粉砕した。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いる王者シティは、圧力をかけて80パーセント近い支配率を見せると、25分にようやく先制点を決め、そこからの10分間で3点を立て続けに挙げた。

 ボールを操るGKエデルソン(Ederson Santana de Moraes)の50メートル以上のロングパスから、相手DFとの1対1の状況を迎えたアグエロは、そのマークを巧みにかわすとさらに反転し、前に飛び出したGKの頭上を抜く浮き球のシュートをエリアの外から蹴り込んで先制点を決めた。

 さらにその6分後、左サイドを突破したベンジャミン・メンディ(Benjamin Mendy)がガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)とパス交換すると、DFに当たったこぼれ球をジェズスがたたき込んで2点目。攻撃の手を緩めないシティはさらに、メンディのクロスを相手GKがこぼしたところにアグエロが詰めて追加点を挙げた。

 42分にハダーズフィールドのこの日最初の攻撃で得点を許したシティだったが、ハーフタイム明けの48分にダビド・シルバ(David Silva)が見事な直接FKを決めると、75分にはまたもメンディのクロスから至近距離でアグエロが合わせてハットトリックを達成した。

 これを受けてグアルディオラ監督がアグエロに代えて投入したリロイ・ザネ(Leroy Sane)は84分、ドリブルでボールを持ち上がると、シュートが最後はハダーズフィールドのテレンス・コンゴロ(Terence Kongolo)に当たって運良くゴールに吸い込まれ、シティは得点劇を締めくくった。

 アグエロは本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)でのここ8試合のリーグ戦での得点数を14にに伸ばし、プレミアリーグの歴代ハットトリック数では最多11回のアラン・シアラー(Alan Shearer)氏に次ぐ9回を達成しているロビー・ファウラー(Robbie Fowler)氏に並んだ。(c)AFP