【8月19日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に加入したクロアチア代表DFのイヴァン・ストリニッチ(Ivan Strinic)が、心臓病と診断されたため休養を取ることになった。クラブが18日に明かした。

 現在31歳で、クロアチアが決勝進出を果たしたW杯ロシア大会(2018 World Cup)でも主力だったストリニッチは、7月にミランと3年間の契約を結んだが、ここまでまだ新チームでは試合出場がなかった。クラブが公式ウェブサイトで行った発表によると、ストリニッチは定期健診で心臓に問題があることが分かり、しばらくは治療に専念するという。

「イタリアですべてのプロスポーツ選手を対象に行われている定期健診で、イヴァン・ストリニッチの心臓に初期の肥大がみられることが分かった。そのためしばらく安静にした後、再度検査を受けなくてはならない」

 ミランは新シーズンのリーグ優勝を目指してオフにゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)やマッティア・カルダーラ(Mattia Caldara)、GKホセ・マヌエル・レイナ(Jose Manuel Reina)を獲得し、ストリニッチもチームの中心選手になることが期待されていた。

 ストリニッチは母国クロアチアのハイデュク・スプリト(Hajduk Split)で育った選手で、フランスやウクライナでのプレーを経て、ナポリ(SSC Napoli)に加入した2015年からセリエAに参戦し、昨季はサンプドリア(Sampdoria)に所属していた。(c)AFP