【8月19日 AFP】18-19フランス・リーグ1は18日、第2節が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は今季チーム初出場を果たしたキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)がベンチスタートから終盤に2得点を挙げ、3-1でギャンガン(En Avant de Guingamp)に勝利した。

 日中のアウェーゲームに臨んだPSGは、ギャンガンのノラン・ルー(Nolan Roux)に先制点を許したが、GKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の好セーブとビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)に助けられて前半をなんとか1失点でしのぐと、エムバペを投入した後半開始すぐにネイマールのPKで追いつき、最後は19歳の新星が立て続けにゴールを挙げて勝ち点3を手に入れた。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)優勝メンバーのエムバペは、仏テレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)に対して「自分にはとても大きな目標があるし、いつまでも浮かれてはいられない。僕がチームに何かをもたらした形になったが、きょうはチーム全員が、良くなかった序盤から巻き返したいと思っていた」と話した。

 トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)新監督を迎えたPSGは、これで開幕2連勝。チームは中国で行われたASモナコ(AS Monaco)とのフランス・スーパーカップ(Trophee des Champions 2018)にも4-0で大勝している。

 それでもトゥヘル監督は、前半だけで0-3になっていなくて良かったと認め、「状況はまだ難しい。W杯後の合流が遅れ、トップフォームに戻っていない選手が何人かいる」とコメントした。

 PSGは、開幕戦に続いて主力の何人かを欠いた。W杯でふくらはぎを痛めたウルグアイ代表のエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)は、状態が戻り切っていないとみられ、W杯を制したフランス代表のGKアルフォンス・アレオラ(Alphonse Areola)とプレスネル・キンペンベ(Presnel Kimpembe)は、エムバペと同じくベンチスタートだった。(c)AFP/Andy SCOTT