【8月19日 AFP】18-19スペイン1部リーグは18日、開幕戦が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はリオネル・メッシ(Lionel Messi)の2得点とフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)のゴールでアラベス(Alaves)を3-0で下し、リーグ連覇のかかるシーズンを快勝でスタートさせた。

 バルセロナは後半、日本へ去ったアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)からキャプテンマークを引き継いだメッシが、ジャンプした壁の下を通す巧みな直接FKからクラブのリーグ戦通算6000ゴール目を決めて先制。交代出場のコウチーニョが追加点を奪い、日付をまたぐ中で迎えた後半アディショナルタイムにメッシがダメ押しの3点目を挙げた。

 アルゼンチン代表として臨んだW杯ロシア大会(2018 World Cup)の失意を振り払いたいメッシは、前半の終盤に得た直接FKを決めていればハットトリックだったが、この場面では壁を越えたキックが惜しくもバーをたたいた。

 均衡を破るまで時間がかかったバルセロナだが、最後は理想的な形で開幕戦に勝利している。チームは今季、レアル・マドリード(Real Madrid)やアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)といったライバルを再び退け、リーグ連覇を飾ることを目指している。(c)AFP