【8月17日 AFP】イタリア・セリエAを主催するレガ・セリエA(Lega Serie A)は17日、同国北西部に位置するジェノバ(Genoa)で発生し、数十人の死者を出した橋の崩落事故により延期となった2試合の代替日が決まったと発表した。

 サンプドリア(Sampdoria)は9月19日にホームでフィオレンティーナ(Fiorentina)と対戦し、ACミラン(AC Milan)は10月31日にホームにジェノア(Genoa CFC)を迎える。

 この2試合は当初今月19日に行われる予定だったが、モランディ(Morandi)と呼ばれる橋の崩落により40人近くが死亡し、町も大きな衝撃を受けたことにより、両チームは試合を延期するよう要求していた。

 延期となる試合のキックオフ時間は、今後発表になるという。

 またセリエAは、キエーボ・ベローナ(Chievo Verona)対ユベントス(Juventus)戦で幕を開ける今季の開幕戦のすべての試合でキックオフ前に1分間の黙とうを行うと発表。出場する選手たちは、犠牲者に哀悼の意を表すため黒の喪章を腕に巻く。(c)AFP