【8月16日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2018)は15日、女子シングルス2回戦が行われ、連覇を狙った大会第7シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)は6-2、4-6、4-6でレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)に敗れた。

 右肘の故障により、一足遅れて全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)へ向けた調整を始めているムグルサは「非常に醜い試合だった。あまりレベルは高くなかったが、戦う姿勢を示せたのは良かった」とコメントし、少なくともプレー中に痛みがなかったのは前向きな要素だと付け加えた。

 また、キキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)と対戦した第2シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は、第1セットを4-6で奪われた直後に左膝のけがで試合を棄権した。ウォズニアッキは前週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2018)でも初戦で敗れていた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)覇者で第4シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は4-6、7-5、6-4でアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)から逆転勝ちを収め、今季の勝利数を40に伸ばした。

 今年の全米で連覇を狙う第3シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)は6-3、6-2で予選勝者のタチアナ・マリア(Tatjana Maria、ドイツ)に難なく勝利。一方、第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)対アイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic、オーストラリア)の一戦は、ハレプから4-6、6-3、4-3となった場面で雨天順延が決まっている。(c)AFP