【8月16日 Parismodes.tv】仏マルセイユ(Marseille)で「ジャックムス(JACQUEMUS)」が19年春夏メンズコレクションを発表し、デザイナーのサイモン・ポート・ジャックムス(Simon Porte Jacquemus)がインタビューに応じた。

 ジャックムスが手掛けた初のメンズコレクションは、デザイナーの成長を見届けてきた町、マルセイユの夕日が輝く入り江で披露された。ゲストらは砂浜に腰掛けて観覧した。

 パンツは足首でロールアップし、リラックスしたシルエット。結われたウエスト、鮮やかな色彩は南仏プロバンス(Provence)のトウモロコシの穂軸とヒマワリがモチーフ。

 羊毛のグローバル・オーソリティー「ザ・ウールマーク・カンパニー(The Woolmark Company)」とコラボレートして制作したのニットトップや、ジャンパー、ポロシャツ、ベスト、グラフィック、ストライプ、カラーブロックなどは、フィット、ルーズ問わず注目だ。

 シャツは大きく開き、ガッジョ(よそ者)、目立ちたがり屋、ジプシーたちのボディを強調したコレクション。南部出身モデルたちの被った日除け帽や手持ちのバケツ型帽子、首にぶら下げた小さなアクセサリーにも注目したい。(c)Parismodes.tv