【8月16日 AFP】サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、新シーズンの抱負を語り、3季連続でライバルのレアル・マドリード(Real Madrid)に優勝をさらわれている欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)のタイトル奪還に「全力を尽くす」と話した。

 本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で行われたボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)との親善試合の前に、ファンに向けてあいさつを行ったメッシは、「今年は夢を見られる陣容が整ったと思う。もっと上へ行く手助けを新加入選手がしてくれるはずだ」と話した。

「カップ戦とリーグ戦が取れて、昨季はとても良いシーズンだったが、チャンピオンズリーグのことがまだ喉に引っかかっている。何しろ負け方が負け方だった。今年はこの美しい、みんなが待ち望んでいるカップをカンプ・ノウに取り戻すため、全力を尽くすことを約束する」

 メッシは2006年と2009年、2011年、2015年にチャンピオンズリーグ制覇を経験したが、昨シーズンはASローマ(AS Roma)にアウェーゴール差で屈し、準々決勝で敗退した。

 今季のメッシは、日本に新天地を求めたアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)から主将を引き継いだ。31歳の新主将は「今年は偉大なアンドレスがたくさん恋しくなるだろう。キャプテンはとても光栄だし、クラブにとっての意味は分かっている。幸運にも、自分には(カルレス・)プジョル(Carles Puyol)、シャビ(・エルナンデス〈Xavi Hernandez〉)、アンドレスという素晴らしいお手本がいる」と話している。

 チームはこの日、クラブ創設者の名を冠したシーズン幕開けの伝統の一戦、ジョアン・ガンペール杯(53rd Joan Gamper Trophy)でボカと対戦し、メッシのゴールなどで3-0の勝利を収めた。

 バルセロナはボルドー(FC Girondins de Bordeaux)から加入したマウコム(Malcom Filipe Silva de Oliveira)が先制点を挙げると、メッシが追加点を記録し、最後はラフィーニャ(Rafinha Alcantara)が3点目を決めた。

 12日に行われたセビージャFC(Sevilla FC)とのスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2018)にも勝利しているバルセロナは、18日の18-19スペイン1部リーグ開幕戦でアラベス(Alaves)をホームに迎える。(c)AFP