【8月16日 時事通信社】ドイツ政府は15日、出生届の性別欄に、男女以外の「第3の性」を加える法改正の素案を閣議決定した。染色体の状況や身体的特徴から性別が明らかでない場合、多様性を意味する「ディバース」という項目を選べるようにする。年内の施行を目指す。

 これまでは「男性」「女性」「(いずれにも)指定せず」の3択で、これに「ディバース」を加える。連邦憲法裁が昨年、出生届上は女性とされているものの、男女双方の特徴を持つ原告が起こした裁判で「従来の区分けは人格権の侵害だ」と判決で認定。これを受け、政府が対応した。

 政府は今後、出生届以外の各種手続き面でも第3の性に配慮した法整備を進める方針。(c)時事通信社