【8月15日 AFP】サッカー元ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)氏は14日、インフルエンザの治療のため4日間入院したスペインのリゾート地イビサ(Ibiza)島の病院を退院した。

 ロナウド氏は笑顔で親指を立てている写真とともに「やあ、みんな! 病院で数日間を過ごしてもう家にいるよ。愛情とコメントをありがとう。医師と看護師のチームに心から感謝している」とツイートした。

 イビサ島の中心地にある病院の広報は13日、待ち構える報道陣を避けるためにロナウド氏は裏口から病院を出たと明かしている。同氏の広報担当もメールでこの事実を認めている。

 ロナウド氏は10日に入院し、12日になってインフルエンザの集中治療を受けたと明かしていた。

 イビサ島の日刊紙ディアリオ・デ・イビサ(Diario de Ibiza)は、現役時代にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)などで活躍したロナウド氏は、公立病院で肺炎の集中治療を受けた後、個人病院に移ったと伝えている。

 FIFA最優秀選手賞(FIFA World Player of the Year)に3度輝き、2011年に現役を退いた41歳のロナウド氏はイビサ島をたびたび訪れており、同島に家も所有している。

 ロナウド氏は17歳でブラジル代表デビューを飾ると、2-0でドイツに勝利した2002年のW杯(World Cup)決勝で決めた2ゴールを含め、97試合に出場し62得点を挙げた。(c)AFP