【8月14日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2018)は13日、女子シングルス1回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算23勝のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が6-1、6-2でダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)を一蹴し、2回戦に駒を進めた。

 現在36歳のセレーナは、米サンノゼ(San Jose)で行われたムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2018 Mubadala Silicon Valley Classic)1回戦で、英国のジョアンナ・コンタ(Johanna Konta)に1-6、0-6のわずか51分で敗れるというキャリア最悪の惨敗を喫したものの、それから2週間ぶりの試合で再び圧倒的な力を見せつけ、完全復活をアピールした。

 2013年大会の決勝でビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)に敗れているセレーナは、2014年大会と2015年大会で連覇を果たしており、3年ぶりの出場となる同大会での連勝記録を11に伸ばした。

 その他では、2015年大会以来の出場を果たしたアザレンカが、スペインのカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro)を6-7 (5-7)、6-2、6-4で下すと、グランドスラム通算2勝のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)も、昨年のけがから本格的復帰を目指す中で、スイスのシュテファニー・フェーゲレ(Stefanie Voegele)を6-4、2-6、7-6(7-5)で退けた。

 昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)でファイナリストとなった第13シードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)は、ワイルドカード(主催者推薦)で出場したベタニー・マテック・サンズ(Bethanie Mattek-Sands、米国)に3-6、7-6(7-3)、6-4で勝利。フランスのクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)は6-4、3-2とリードしたところでユリア・ゲルゲス(Julia Goerges、ドイツ)がけがで途中棄権し、2回戦進出を果たした。(c)AFP