【8月14日 AFP】サッカーカタール1部リーグのカタールSC(Qatar SC)は13日、元カメルーン代表FWのサミュエル・エトー(Samuel Eto‘o)と契約を結んだと発表した。エトーはトルコ1部リーグのコンヤスポル(Konyaspor)に所属していたが、先日退団していた。

 カタールSCによれば、エトーは14日にお披露目される予定となっており、W杯カタール大会(2022 World Cup)の開催に向け準備を進める同国のリーグに加わった新たなビッグネームとなった。すでにメディカルチェックは13日に行ったとみられている。

 今回の移籍によってエトーは、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)時代の同僚で現在はアル・サード(Al-Sadd)でプレーするシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)や、イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)でチームメートだったウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)といったカタールでプレーするかつての仲間の輪に加わることになった。

 エトーは2009年にシャビと一緒にプレーしたバルセロナで、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2008-09)優勝を果たしており、その翌年には現在アル・ガラファ(Al Gharafa)に所属しているスナイデルとともに同タイトルを獲得した。

 昨シーズンのリーグ戦で中位に甘んじ、今季も現時点ではどの国内タイトルにも手が届きそうにないカタールSCにとって、今回の契約は大きな補強となった。

 エトーは先週、コンヤスポルからの退団を発表しており、13日にはフランス・リーグ1のクラブから接触があったと話していた。(c)AFP