【8月14日 AFP】フランス西部ノワールムーティエ(Noirmoutier)島で12日、海辺の砂浜に自ら掘った穴に入った男性(21)が満潮時に穴から出られなくなり水死する事故があった。

 事故があったのは仏本土に近接したノワールムーティエ島の南部バルバトル(Barbatre)のビーチ。地元検察によると、男性は砂浜に自分が中に立てるほどの深さの穴を掘って中に入った、だが、潮が満ちてきて出ようとしたが出られずにいるうちに、穴は完全に海水に漬かってしまった。

 家族が男性を穴から引き上げ、現場に到着した救急隊員が蘇生を試みたが、既に手遅れだったという。

 フランスは現在、夏季休暇シーズンのピークで、国内各地のビーチは大勢の人々でにぎわっている。(c)AFP