【8月13日 AFP】韓国と北朝鮮は13日、9月に平壌で南北首脳会談を行うことで合意した。韓国の聯合(Yonhap)ニュースが、軍事境界線上にある板門店(Panmunjom)で開かれた閣僚級会談後に報じた。具体的な日程には言及していない。

 聯合ニュースは閣僚級会談の共同声明を引用して「計画通り、9月に南北首脳会談を平壌で行う」ことで双方が一致したと伝えている。韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は、4月に行われた歴史的な1回目の南北首脳会談で、秋に文大統領が平壌を訪問することで合意していた。

 韓国大統領が北朝鮮の首都を訪問するのは10年以上ぶりとなる。

 南北外交の雪解けが進む中、文氏と正恩氏の3回目の首脳会談が実現すれば、平和条約が結ばれず休戦協定によって停戦中の朝鮮戦争(1950~53年)を正式に終結させる終戦宣言の採択が中心議題になると予想される。(c)AFP/ Sunghee Hwang