【8月13日 AFP】米オートバイメーカー、ハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)が欧州連合(EU)による報復関税を回避するため一部生産を国外に移す方針を示したことをめぐり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は12日、同社製品をボイコットする呼び掛けを支持した。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)に「多くのハーレーオーナーは生産が国外に移るものなら同社をボイコットするつもりだ。素晴らしい!」と投稿した。

 ハーレーはトランプ政権がEU製の鉄鋼・アルミニウムに課した追加関税への報復関税で標的にされており、その対応として6月に一部生産の国外移転を表明。以来、トランプ氏からたびたびやり玉に挙げられている。

 トランプ氏は先週も同社について「いろいろしてやったのにこの仕打ちか」とツイート。「他の企業は自分たちが属する場所に戻ってきている。われわれは忘れないし、顧客も、とてもハッピーな競合相手たちも忘れないぞ!」と書き込んでいた。(c)AFP