【8月12日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは11日、開幕戦が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)がアウェーでニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に2-1で勝利した。

 トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、W杯ロシア大会(2018 World Cup)を終えてチームに戻ってきたチームのスター選手たちに敬意を表した。

 ポチェッティーノ監督がこの試合で先発に起用した5選手は、先月のW杯で準決勝の試合に出場しており、練習再開から1週間も経過していなかった。

 指揮官のこの賭けは奏功し、前半のうちにその5人の中のヤン・フェルトンゲン(Jan Vertonghen)とデレ・アリ(Dele Alli)がヘディングシュートを決めて、トッテナムは勝ち点3を確実なものにした。

 これほどの短い期間で、大物選手たちを戦いの場に放り込むことにためらいはなかったというポチェッティーノ監督は、「公平のために言えば、すべての選手が良いコンディションで復帰し、W杯期間中に不在だった選手たちはいくつか傑出したパフォーマンスを見せてくれた」、「彼らはクラブに対する献身性とプロフェッショナリズムを示した」

 ハリー・ケイン(Harry Kane)もプレシーズンを大幅に省略した後チームに復帰したうちの一人だったが、W杯で得点王に輝く快挙を成し遂げ、当然ながらプレーのキレを欠いていた。

 8月のプレミアリーグで約1000分間ノーゴールが続いているケインはこの試合でも得点が奪えず、同時期での連続無得点試合数は14にまで伸びた。

 ポチェッティーノ監督は「彼(ケイン)は良い状態にあると思うが、出場したすべての試合で3ゴールを決められるわけではないよ」と力説した。

 ニューカッスルはスペイン人FWホセル(Joselu)の得点で一時は追いついたが、相手に2点を許した貧弱な守備により気落ちし、トッテナムが敵地セント・ジェームズ・パーク(St James Park)で迎えた2年連続の開幕戦を白星を飾った。(c)AFP/Jason Mellor