【8月9日 CNS】環境汚染の悪化にともない、室内のダニ対策の重要性が中国でも増している。ダニ駆除マシンの需要は増え続けており、年間販売は40%の速度で伸びている。

 ダニ駆除マシンは、いわば未開拓の市場だ。現在の主流は依然として有線の手持ち式だが、消費者はより便利なコードレスタイプを好むようになっている。

 ダニの予防は、敷布団や掛布団などの寝具を洗濯したり、日に干したりすることで、一定の効果がある。しかし、根こそぎ駆除するには、専門的な機械を使うことが必須だ。アレルギー源や皮膚や頭髪などを強力な吸引力で吸い取る方式は、多くの消費者に歓迎されている。

 立木信息諮詢の「中国のダニ駆除調査報告書(2018版)」によると、工業化の進展と環境汚染の悪化に伴い、アレルギー性疾患は世界で年々増加傾向にあり、衛生問題となっている。アレルギー源の中で、ダニは最も普遍的で大きな危害をもたらす存在であり、室内のダニ対策は重要だ。