【8月8日 AFP】(更新、写真追加)インドネシアのロンボク(Lombok)島を襲った地震の死者数が、130人を超えた。当局が8日、発表した。また、約15万6000人以上が避難生活を余儀なくされているという。

 5日にロンボク島を襲ったマグニチュード(M)6.9の浅発地震により、1477人前後が重傷を負い、数万棟の家屋が被害を受けた。当局はさらなる医療スタッフの派遣と生活必需品の供給を訴えている。

 一方、国家災害対策庁のストポ・プルウォ・ヌグロホ(Sutopo Purwo Nugroho)報道官は、「死者数は現在131人だが、さらに増え続けると予想している」と述べた。

 現地では、生存者発見の希望が薄れていく中、家屋や学校、モスクのがれきの中で重機を使った捜索活動が続いている。(c)AFP/Kiki Siregar