【8月8日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2018)は7日、女子シングルス1回戦が行われ、マリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-1、6-2で予選勝者のセシル・カラタンチェワ(Sesil Karatantcheva、ブルガリア)に快勝し、2回戦進出を決めた。

 ロジャーズ・カップでは2009年に準優勝しているシャラポワは、安定したプレーでカラタンチェワとの戦績を5戦全勝とした。試合後には「自分は攻撃的だったし、試合を通してサーブがさえていた。特に終盤に向けて全体的に相手を少し上回ることができたと思う」とコメントしている。

 両者の顔合わせは今回が8年ぶりだったが、2人は10代の頃に3度対戦し、2004年に米インディアンウェルズ(Indian Wells)で行われた大会ではコート外で火花を散らすなど、ライバル関係にあった。

 同日行われた試合では、元世界ランキング1位で今大会はワイルドカード(主催者推薦)として出場しているビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が6-0、6-1でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)を退け、初戦突破を飾っている。

 準々決勝で棄権したムバダラ・シリコンバレー・クラシック(The 2018 Mubadala Silicon Valley Classic)以来となる大会に出場しているアザレンカは、元世界ランク10位のムラデノビッチを相手にわずか55分で完勝し、ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)との2回戦へ駒を進めた。(c)AFP