【8月16日 MODE PRESS WATCH】英メンズラグジュアリーブランド「ダンヒル(dunhill)」は、2018年秋冬キャンペーンを公開した。

 今シーズン、「REFLECTIONS(反響)」をテーマに、その多角的な側面を表現したダンヒル。英国らしいマスキュリンなスタイルや伝統を尊重しながらも、めまぐるしく移り変わる現代の文化や空気を捉えた。多様な要素が互いに反響し合って生み出されるスタイルが、ダンヒルが提案する現代のラグジュアリー・ブリティッシュそのもの。

「ダンヒルのアイデンティティである ‘英国らしさ’の概念と同じく、ダンヒルが表現する男性像は多様であり、単一ではありません。今回のキャンペーンでは、古典や伝統、コンテンポラリーや先進性といった、ブリティッシュスタイルの多角的なアプローチをご覧に入れます」と、リエイティブ ディレクターを務めるマーク・ウェストン(Mark Weston)はコメント。

 起用したのは、数々のラグジュアリーブランドに愛され、ダンヒルのランウェイショウにも登場したモデルのクレマン・シャベルノー(Clement Chabernaud)と、フォトグラファーのジャック・ウェッブ(Jack Webb)。時代と共に移ろい変化する街ロンドンを歩くクレマンを、タイムレスな時が流れるアルフレッド・ダンヒル本店のボードンハウスの中から捉えることで、現実とフィクションが呼応し反響しあうような視覚的効果が生まれる。

 ラグジュアリーの概念が日々移り変わっていく中で、‘エグゼクティブ・スタイル’というものもまた構築と廃れを繰り返す。ダンヒルも、歴史あるブリティッシュハウスとして、それに呼応し新たなチャプターを迎えようとしている。

■関連情報
・ダンヒル 公式HP:www.dunhill.com/jp
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