【8月7日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2018)は6日、男子シングルス1回戦が行われ、ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が大会第10シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)を6-3、6-4で下し、2回戦へ駒を進めた。

 同日の試合では、ピーター・ポランスキー(Peter Polansky、カナダ)も勝利しており、ラオニッチは初戦突破を果たした2人目のカナダ勢となった。しかし、降雨による3時間の中断を経てバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil、カナダ)はボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に4-6、3-6で敗れ、カナダ勢3人目の2回戦進出はならなかった。

 昨年けがに悩まされた影響で現在の世界ランキングが29位にまで落ちているラオニッチは、1か月前に行われたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)の準々決勝でジョン・イズナー(John Isner、米国)に敗れて以降では、これが初勝利となった。

 ポランスキーは世界ランク52位のマシュー・エブデン(Matthew Ebden、オーストラリア)を7-6(7-3)、6-4で破り、これで3年連続の2回戦進出となっている。

 天候が回復してから行われた他の試合では、第11シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)がカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)に6-1、6-2で完勝。アンディ・マレー(Andy Murray、英国)の棄権により、エドモンドは今大会に出場している唯一の英国人選手となっていた。

 また、日本勢では杉田祐一(Yuichi Sugita)が2-6、3-6でイリヤ・イヴァシュカ(Ilya Ivashka、ベラルーシ)にストレート負け。第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta、スペイン)と対戦した西岡良仁(Yoshihito Nishioka)は、第1セット終了後に棄権を申し出た。(c)AFP