【8月6日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2018)第10戦のチェコGPは5日、MotoGPクラスの決勝が行われ、ドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)がチームメートのホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)との争いを制して今季2勝目を挙げ、自身ドゥカティでの通算100レース目を勝利で祝った。

 ドビツィオーゾはロレンソを0秒178差、前年王者で今季も年間総合首位に立つレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)を0秒368差で抑えた。モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)は2番手から力強いスタートを切ったが、3秒近く遅れた4位でのフィニッシュとなった。

 32歳のドビツィオーゾは、これが2016年以来となるポールトゥウィン。うだるような暑さの中でのスリリングなレースを制し、ケーシー・ストーナー(Casey Stoner、オーストラリア)が大会を制した2007年以来となるチェコGP優勝をチームにもたらしている。

 年間順位では、3位に食い込んだマルケスが181ポイントでトップを守り、49ポイント差の2位がロッシ、68ポイント差の3位がドビツィオーゾとなっている。(c)AFP