【8月6日 AFP】世界ゴルフ選手権2018(World Golf Championships 2018)第4戦、ブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2018)は5日、米オハイオ州アクロン(Akron)のファイアストーン・カントリークラブ(Firestone Country Club)で最終日が行われ、米国のジャスティン・トーマス(Justin Thomas)が2位に4打差をつけて優勝を果たし、連覇のかかる第100回全米プロゴルフ選手権(2018 PGA Championship)に向けて準備を整えた。

 上位を争っていたライバルたちがスコアを落とす中、トーマスは2バーディー1ボギーの安定したゴルフでスコアを1ストローク伸ばし、通算15アンダーで優勝を飾った。

 米国のカイル・スタンリー(Kyle Stanley)がスコアを2ストローク伸ばし、4打差の単独2位に入った。5打差の3位タイはダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)とトービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen、デンマーク)で、どちらも優勝は難しい状況で最終日をスタートさせたが、ともにスコアを6ストローク伸ばして一気に順位を上げた。

 トーマスと3打差の2位タイから出たロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)とイアン・ポールター(Ian Poulter、イングランド)はどちらも苦しんだ。マキロイは8番からの3連続を含む5個のボギーをたたいて通算8アンダーの6位タイに終わり、ポールターは1ダブルボギー、5ボギーをたたいてスコアを4ストローク落とし、通算7アンダーの10位タイだった。

 また、ファイアストーンCCで通算8勝を挙げ、ブリヂストン招待のホストを務めるのは最後となるタイガー・ウッズ(Tiger Woods)は、2日連続でスコア「73」を記録し、31位タイで大会を終えた。最後の9ホールは、2ダブルボギー、3ボギー、3バーディーで、パーは1ホールしかなかった。

 ウッズは「とにかくできる限り積極的に、すべて思い切りいくことを心掛けた。62を出すか、それとも72とか70代中盤になるかのどちらかだった。ひたすらアグレッシブにプレーし、そして結果は見ての通りだ」とコメントした。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は2オーバーとスコアを落とし、通算1オーバーの39位タイに終わった。(c)AFP