【8月5日 AFP】女子テニス、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(The 2018 Mubadala Silicon Valley Classic)は4日、シングルス準決勝が行われ、大会第5シードのミハエラ・ブザルネスク(Mihaela Buzarnescu、ルーマニア)とマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)が決勝進出を果たした。

 世界ランク24位のブザルネスクは、4-6、6-3、6-1で同15位の第4シード、エリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)から逆転勝利を飾った。

 第1セットを奪われたブザルネスクは、第2セットに入り両者がブレークを奪い合ったあと、連続でゲームをものにした。第3セットに入り明らかに調子を落としたメルテンスは、右腕の治療のためにトレーナーを呼んだが、ブザルネスクはそこから6ゲームを連取し、今年1月のホバート国際(Hobart International 2018)決勝に敗れたリベンジを果たした。

 一方、世界49位のサッカリも、3-6、7-5、6-2でダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)から逆転勝利を収めている。

 ブザルネスクとサッカリはともに、優勝すればツアー初制覇となる。(c)AFP