【8月5日 AFP】サッカーインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は4日、米メリーランド州ランドバー(Landover)で行われ、途中出場のマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)が後半早々に2ゴールを挙げ、レアル・マドリード(Real Madrid)がユベントス(Juventus)に3-1で勝利した。

 アセンシオは後半開始と同時にピッチに登場すると、そこから2分もせずにゴールを奪い、56分にも追加点を挙げた。

 ユベントスは、今プレシーズンの最終戦を黒星で終えることになった。イタリア・セリエA王者のユベントスは18日、開幕戦でキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)と対戦する。

 この日のユベントスでは、新加入のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が古巣相手にデビューを飾ることはなかった。ロナウドはW杯ロシア大会(2018 World Cup)後の休暇から戻っておらず、今回の米国遠征には参加していない。

 レアルではギャレス・ベイル(Gareth Bale)も得点を挙げ、ロナウドが抜けたチームにおいて自身が結果を生み出せるということをしっかりと証明した。

 ベイルは39分、フェデックスフィールド(FedEx Field)に集まった6万人の観客の前で、ゴールまで約18メートルの距離から素晴らしいシュートを突き刺し、試合を1-1にした。ベイルはレアルでの5シーズン目となった昨季、スペイン1部リーグで16ゴールを記録している。

 アセンシオはハーフタイム直後に投入されると、ゴールネットを揺らすまでに時間を必要とせず、47分、同じく後半からの出場となったビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)からのパスをインサイドキックで流し込んだ。

 さらにアセンシオはその9分後、今度はルーカス・バスケス(Lucas Vazquez)からの利他的なパスからゴールを奪い、試合を3-1にした。アセンシオのシュートは、ユベントスのGKヴォイチェフ・シュチェスニー(Wojciech Szczesny)の右腕に当たって軌道が変わったが、そのままゴールラインを割った。

 ユベントスは12分、レアルのDFダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)によるオウンゴールでこの試合で唯一のゴールを手にしている。(c)AFP/Jim Slater