【8月3日 AFP】株式市場の時価総額で、中国が世界第2位の座を日本に明け渡した。中国の株式市場は今年、米国との貿易戦争に対する懸念や経済成長の鈍化などで打撃を受けていた。

 米ブルームバーグ・ニュース(Bloomberg News)による3日の日中取引データによると、株式時価総額で中国は6兆900億ドル(約680兆円)、日本は6兆1700億ドル(約689兆円)となった。中国は2014年に世界で第2位となって以来初めて、日本を下回った。

 米中の貿易戦争に対する懸念から世界の市場は広く打撃を受けているが、上海総合指数(Shanghai Composite Index)は年初来16%以上下落し、中国株式市場の今年の運用実績の悪さは際立っている。(c)AFP