【8月3日 AFP】第24回世界バドミントン選手権大会(2018 TOTAL BWF World Championships)は2日、中国・南京(Nanjing)で男子シングルス3回戦が行われ、大会第6シードの桃田賢斗(Kento Momota)は13-21、21-17、21-8で第16シードのアンダース・アントンセン(Anders Antonsen、デンマーク)を下し、準々決勝進出を決めた。

 一方、通算6度目の優勝を狙っていた第9シードの林丹(Dan Lin、リン・ダン、中国)は15-21、9-21で第3シードの石宇奇(Yuqi Shi、シー・ユーチ、中国)に敗れた。五輪で2度の金メダリストに輝いている34歳は、キャリア終盤に差し掛かっているようにも見えるが、本人は試合後に現役引退を否定している。

「(優勝した)2013年の世界選手権でチェン龍(Long Chen、チェン・ロン)と戦ったときから、ずっと同じ質問を受けている。正直に言えば、そのことは誇りにも思っている。きょうは負けてしまったが、これから何を学べるかチームと話し合い、今シーズンの残りの大会で世界ランキングを上げていきたい。これが私にとっては11回目の世界選手権になるが、力と時間がある限りは戦い続ける」

 第1シードのヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)は第10シードの伍家朗(Angus Ng Ka-long、香港)を21-19、21-18で退け、第8シードのチェン龍との準々決勝へ駒を進めた。2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストのチェン龍は同日、第14シードの西本拳太(Kenta Nishimoto)を21-18、21-19で下している。(c)AFP/Peter STEBBINGS