【8月3日 AFP】世界ゴルフ選手権2018(World Golf Championships 2018)第4戦、ブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2018)は2日、米オハイオ州アクロン(Akron)のファイアストーン・カントリークラブ(Firestone Country Club)で開幕し、松山英樹(Hideki Matsuyama)は3アンダー「67」の21位タイにつけた。

 第42回ライダーカップ(The 42nd Ryder Cup)の欧州選抜メンバー入りを目指しているイアン・ポールター(Ian Poulter、イングランド)が、8アンダー「62」で首位発進した。この日は8バーディー、ノーボギーと絶好調で、7アンダーの2位タイに続いているカイル・スタンリー(Kyle Stanley)とリッキー・ファウラー(Rickie Fowler)の米国勢から1打差のリードを奪った。

 リーダーボードのトップには、元世界ランク1位のジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)や北アイルランドのスター選手であるロリー・マキロイ(Rory McIlroy)が5アンダーの7位タイ、通算8度の大会制覇を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)、ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)らが4アンダーの14位タイにつけるなど、強豪19人がトップと4打差にひしめいている。

 4月のヒューストン・オープン(Houston Open 2018)で優勝したポールターは、14本中12本のフェアウェーキープと18ホール中14ホールでパーオンに成功し、「きょうは最高のプレーができた。スコアが8アンダーということは、良いショットがたくさん打てたという意味。グリーンを狙ったティーショットでもピンそばに寄せられたし、いくつかナイスパットもあった。欲張りに聞こえるかもしれないが、もう少しスコアを伸ばしたかった。だけど、このコースで8アンダーなら上出来だよ」とコメントした。

 この他ではスペインのジョン・ラーム(Jon Rahm)、韓国のキム・シウ(Si Woo Kim)、米国のパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay)が6アンダー「64」で4位タイにつけ、マキロイとデイと同じ7位タイグループには、インドのアニルバン・ラヒリ(Anirban Lahiri)や、次週の第100回全米プロゴルフ選手権(2018 PGA Championship)で大会連覇を目指すジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)ら7人が並んだ。

 メジャー通算14勝を誇り、ブリヂストン・インビテーショナルでは2013年以来の優勝を目指しているウッズは、5バーディーを記録しながらも最終ホールでボギーをたたき、ケプカやフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)と14位タイグループに入っている。ウッズは「きょうはスコアを伸ばせて、満足している」と振り返ると、その要因は打球が思い通りに飛ばせない中でパットが手堅く決められたことだと分析した。(c)AFP