【8月2日 東方新報】中国工業情報化部は今年前半の通信業界の経営状況をまとめた。また、国営3大キャリアも2018年6月時点のユーザーデータを公表した。

 2018年前半の中国の通信事業の売上高は、前年同期比4.1%増の6720億元(約11兆円)だった。伸び率は1〜5月に比べて、0.1ポイント低下した。また、中国移動(チャイナモバイル、China Mobile)、中国聯合通信(チャイナ・ユニコム、China Unicom)、中国電信(チャイナテレコム、China Telecom)の国営3大キャリアの固定通信事業収入は、同10%増の1958億元(約3兆2000億円)、モバイル通信事業収入は同1.8%増の4762億元(約7兆8000億円)だった。

 6月末の3社の携帯電話契約者数は、同9229万件増(10.6%増)の15億1000万件。そのうち11億1000万件を4G通信契約者が占めた。ユーザー数増加の背景には、各社が通信量を制限しない料金プランを販売したことがある。(c)東方新報/AFPBB News