【8月2日 AFP】自分や子どもがソーシャルメディアに時間を費やし過ぎか心配?──交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は1日、フェイスブックと写真共有サイト「インスタグラム(Instagram)」に利用時間を管理する機能を導入すると発表した。

 新しい機能では通知を制限でき、利用時間がどのくらいかユーザーが確認できるほか、事前に設定した利用時間の上限に達した時に警告が出るよう設定でき、スマートフォンの通知をオフにすることも可能だという。

 フェイスブックは声明で、「ユーザーがインスタグラムやフェイスブックで費やす時間が計画的で、前向きで、活気あるものであってほしい」と述べ、「私たちの願いはこうした機能によってユーザーが利用時間をより上手に管理し、適切なオンライン習慣に関する親と子どもの会話を育むことにある」と強調した。

 フェイスブックは最近、ニュースフィードを友人や家族の投稿が目立つように変えるなど、さまざまな変更を加えている。一方でこうした措置により、フェイスブックやインスタグラムの利用時間が減ると広告主離れにつながりかねないという懸念も高まっている。(c)AFP