【8月2日 CNS】世界の主要な乳業会社、酪農乳業団体で組織するグローバル・デイリー・プラットフォーム(Global Dairy PlatformGDP)のアジア太平洋乳業フォーラムが中国・銀川市(Yinchuan)で7月30日開幕し、中国乳製品首位の蒙牛乳業(China Mengniu Dairy)の盧敏放(Lu Minfang)CEOを理事に選任したと発表した。中国企業が、GDPの理事会メンバーになるのは初めて。

 盧氏は、2016年9月に蒙牛CEOに就任。2017年度の売上高は初めて600億元(約9800億円)を突破した。盧CEOは「GDPの理事会に参画でき大変うれしい。GDPと手を携え、世界の乳業の発展に貢献したい」と述べた。

 蒙牛は、今年のサッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)で公式スポンサーを務めた。業界関係者は「盧敏放CEOののGDP理事就任で、蒙牛の国際化はさらに加速するだろう」と述べた。

 GDPは2006年設立。世界で最も影響力のある乳製品業界の非営利組織。ネスレ(Nestle)、クラフト・ハインツ(Kraft Heinz)、ダノン(Danone)なども加盟している。(c)CNS/JCM/AFPBB News