【8月2日 AFP】テニス、シティ・オープン(Citi Open 2018)は1日、男子シングルス2回戦が行われ、 大会第7シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-3、6-4で予選勝者のドナルド・ヤング(Donald Young、米国)を下し、3回戦進出を決めた。

 第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-2、6-1でマレク・ジャジリ(Malek Jaziri、チュニジア)を退け、第15シードで9歳年上の兄、ミーシャ・ズベレフ(Mischa Zverev、ドイツ)とのツアー初対戦へ駒を進めた。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇るアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-6(7-4)、1-6、6-4で第4シードのカイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)を破り、臀部(でんぶ)の手術からの復帰後では最大の勝利を手にしている。

 臀部の故障で11か月にわたりツアーを離れ、6月から復帰を果たしているマレーは試合後、「復帰後では最高のテニスができた」「自分にとっては大きな勝利。前に進む自信になる」とコメント。次戦は準々決勝進出をかけてマリウス・コピル(Marius Copil、ルーマニア)と対戦する。

 一方、第5シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は、臀部のけがで棄権。前週のアトランタ・オープン(BB&T Atlanta Open 2018)も準々決勝でリタイアを余儀なくされた世界17位は、ツイッター(Twitter)で「つらい」と述べ、「準備を整える時間が足りなかった。理学療法士に数日間の休養とリハビリ、治療を勧められた」と説明している。(c)AFP/Jim SLATER