【8月1日 AFP】 2018年4~6月期のスマートフォン出荷台数で、米アップル(Apple)が中国の華為技術(ファーウェイ、Huawei)に抜かれ3位となった。米市場調査会社のIDCが7月31日、明らかにした。ただ、アップルは4~6月期決算で増収増益となり、株価の時価総額は1兆ドル(110兆円)に近づいた。

 4~6月期スマートフォン出荷台数に関するIDCの報告によると、7150万台を出荷した韓国サムスン電子(Samsung Electronics)がシェア20.9%で首位を維持。ファーウェイは出荷台数5420万台でシェア15.8%、アップルは4130万台を出荷しシェア12.1%となった。

 一方でアップルは「iPhone(アイフォーン)」の販売台数が市場予想を下回ったものの、2018年4~6月期決算で純利益が前年同期比30%超増の約115億ドル(約1兆2800億円)、売上高が17%増の533億ドル(5兆6900億円)となったと発表し、同社株価は時間外取引で高騰した。(c)AFP